水はけを良くする方法

地盤は一定の給水力しか持っていないため、 大雨や梅雨時期等の長雨の時には水たまりが出来てしまいます。 水はけを良くするには、水はけのよい土に土壌改良したり、 盛り土をして排水の路をつくる等の方法がありますが、 地中に透水管を埋める方法もあります。 透水管(とうすいかん)とは?  管の中を水が通りながら, 同時に管の外にも水を通すことのできる管のことです。
水はけの悪い所に埋め込み、水を集めて 土の中に排水の道をつくることにより、 地表に水たまりが出来ないようにしてくれます。

<作業手順>

1、土を掘り、透水管を通します。

2、管の出口は雨水マスなどの排水マスにつなぎます。

3、その上にバラス等をひき、雨水が地表から管まで流れやすくします。
※バラス : 砕石、石を細かく砕いた物

4、上に土を戻して完成です。

管を埋めるだけなので、周りの植栽にも安心。 余分な水は透水管を通して排水してくれるので、 雨の日は土の場所がドロドロ・・というのが軽減されます。

<施工例>

Before
After
上に土を戻すので、スッキリ!
透水管が見えないので、ガーデニングやお子さんが土遊びする際などは、気を付けてくださいね。