カーポートの基礎知識〜選び方のポイント〜:(外構・庭・リフォーム)エクステリア情報

カーポートの基礎知識〜選び方のポイント〜2015/02/06(金)

カーポートの選び方を順番にご説明していきます!


本日は、前回に引き続き、カーポートについて
前回はカーポートのメリットについてご紹介しましたが、
本日はカーポートを選ぶ際の注意点などを
ご紹介していきたいと思います

「カーポートの種類がいっぱいあって、どれがいいのかわからない
お困りの方はぜひ参考にしてみてください



.ーポートのサイズを把握しましょう。
車のサイズ接する道路との位置関係を知りましょう!
余裕をもったサイズを選ぶと、駐車や車の乗り降りが楽になりますよ

車のサイズは?
下記の表を参考にすれば、カーポートの目安がわかります





駐車の方法は?
駐車方法によっても、カーポートのサイズが違ってくることがありますよ!

●車庫入れ式
道路と直角方向に駐車する「車庫入れ式」は、
前面道路の幅が4メートル以上であるか、
敷地の左右に余裕が必要です
ドアを開けるスペースも考慮しましょう




●幅寄せ式
道路と平行に駐車する「幅寄せ式」の場合は、
道路が狭くても設置できますが、
車の長さの倍以上の間口が必要です
奥行も、車の幅に1メートル以上を加えた余裕が必要です




駐車台数を決めましょう。
現在保有している車の台数と将来の予定なども考慮して決めましょう!

1台用
車を一台持っているが、台数を増やす予定はない場合
車1台分のスペースを確保することができます。





1.5台用(1台+延長)
車1台+自転車などを置く場合
車の駐車スペースと自転車などの収納スペースが確保できます。



2台用(ワイドタイプ)
今すでに車が2台ある
今は1台だが、2台分の駐車スペースを確保しておきたい場合

車を2台駐車することができます。



2台用(奥行連結タイプ)
車2台を縦に並べて駐車するタイプです。





2台用(Y合掌タイプ)
2台の車それぞれの外側を広く開け放った連結方式です。







3台以上
ゲスト用の駐車スペースを含めて、車を3台以上駐車したい場合
車複数台を駐車することができます。






設置する地域の積雪量と風の強さを考慮しましょう。
お住まい地域の積雪量を考慮して、適切な強度のカーポートを選びましょう!
強度を満たしていないと、破損する原因となりますので、
ここはカーポート選びで重要なポイントです
強度は積雪20cm〜200cm対応タイプなどがあります


<スノーポート雪100 積雪100cm対応

選び方のポイント
関西のほとんどの地域は、一般的な積雪20cm対応のもので大丈夫です
関西でも北部で積雪のある地域は、積雪50cm対応のものを設置すると安心ですね


※年最深積雪(1981〜2010年の平年値)


雪の重さは、雪の状態により大きく変化します
断続的な降雪や降雪後などは新雪に比べ重量が増加します

「日本雪氷学会の分類名称」参照





風に対する強度も選択の重要なポイントです!
台風などの強雨が吹く回数が多い地域には、
耐風圧性能のすぐれたカーポートを選びましょう!

YKK レイナポートグランZ 耐風圧強度 風速42m/秒


また、オプションの「着脱式サポート柱」を取付けるのも、オススメです






ぅーポートのデザインを選びましょう。
カーポートのデザインは、屋根の支持方法でも様々です!
柱の位置によって、駐車のしやすさが変わってきますので、
お家の外構に合ったタイプのものを選びましょう

片側支持タイプ
片側にのみ柱があり、柱の無い方からの入庫や乗り降りしやすいタイプです。
最も一般的なタイプで、種類も豊富です!





両側支持タイプ
両側に柱を持つ安定感のあるタイプです。
耐荷重性能が比較的高いカーポートです





後方支持タイプ
後ろ側にのみ柱があり、片側支持や両側支持に比べて駐車や乗り降りしやすいタイプです。
価格が少し高めですが、予算に余裕があれば、
ぜひオススメしたいタイプです






カラーと屋根材を選びましょう。
カラーは、シルバー系ブラック系ブラウン系ホワイト系などがあります。

最も選ばれているのは、シルバー系

選び方のポイント
色選びに迷ったら、家の窓サッシの色と合わせるとキレイに見えますよ
メーカーによっても、若干色合いが違ってきますので、
同じメーカーのものと合わせるとより綺麗に見えます



屋根材は、ポリカーボネートが最も一般的です。
ガラスの約250倍の耐衝撃強度を持ち、紫外線をほぼ100%カットします!


ポリカーボネートの性能+熱量のカットの効果もある熱線遮断ポリカーボネートもオススメです
車内温度の上昇を抑えてくれます!


その他、積雪用のカーポートに用いられている折板屋根タイプのものや、
屋根材が汚れにくくなっているものもあります

※カーポートの種類によって、選択できない屋根材もありますので、ご注意ください。




ご参考になりましたでしょうか?
カーポートの種類は、毎年新しいデザイン、性能のものがどんどん出てきます
デザインで選んでもよし!価格で選んでもよし!
でも、失敗しないカーポート選びには最低限の知識を持つことも大切ですよ


お悩みのことがありましたら、お気軽に店舗へご相談くださいませ


また、ネットショップでもカーポートを販売しております!

ご購入の際は、必ず現地調査に伺いますので、
お困りなこと、不安なことなど、お気軽にご相談ください


本日も、最後までお付き合い頂きありがとうございました



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